《停念堂閑記》147
「停念堂寄席」」84
「帰巣本能 ?」
本日も、「停念堂閑記」に、ようこそお越し下さいました。厚く御礼申し上げます。
せっかくお越し下さいましたが、ここでの話は、相も変わらぬ、毎度の代わり映えのしない、アホくさい、バカバカしい、クダラないと言う三拍子を兼ね備えた、行き当たりバッタリの、要するに間抜けな話で御座います。
深刻にならないところが、取り得ですよ。
夜、眠れなくなったりしませんからね。
すぐに忘れちゃっても、なんら問題は御座いませんよ。
なんちゅったって、目的がヒマ潰しですからね。
あるお方が申しておられましたよ。
ヒマ潰しにやることは、須(すべか)らくアホくさいものだと。
まさにその通りで御座いますな。間違いおまへん。
ところが、このアホくさい中から、凄い事が産まれる場合があるんだってさ。ものすごくマレにね。
しかし、アホくさい事は、紛れもなく殆どアホくさい事なんだそうですだよ。
間違い御座いません。《停念堂閑記》がそれを証明している代表的なものですだ。
定年後の御同輩、きっと、持て余しているのでは。
毎日のヒマを。
お互いに、持て余しているヒマを、なんとか、あの手、この手で潰さなくては、ならないのですよ。
しかしですね。これは、これで、なかなか。ケッコウ手間隙かかるのですよ。
手間隙かからなかったら、ヒマ潰しにならないだろうって、ですか。
その通り。至極、ご尤もなご意見で御座います。同感、同感で御座いますよ。
と言うことで、本日も張り切って、手間隙を惜しまず、たっぷり手間隙をかけて、連日のヒマと言う強敵に挑むことに致しましょう。
打倒! ヒマーッ!!
A A O! エイエイ、オー!!
ヒマ潰しとは、申せ、些か次元の低い、掛け声でんなー。
情けねー! トホホ。
毎度バカバカしい話で、しばしのヒマ潰しにお付き合い下さいませ。
《さて、今日も御隠居の処で、ヒマ潰しといくか。しかし、今日からは、これまでとは、若干様子が変わるな。「御隠居いるかい。」ってな訳には行かなくなったな。御隠居、防犯システムとやらを取っつけたからな。行ったら、まず、このカードを門に取り付けたカメラにかざす様にと言う事だな。あとは、案内の声に従う様に、と言う事だな。このカードを忘れたら、門前払いと言う事だな。このカードを忘れてはなんねーな。
オーイ、カカー。ちょっくら御隠居の処へ行って来るぜー。》
<アイよー。どうぞごゆっくり行っといで。帰って来なくてもいーから。>
《いちいち憎ったらしい事を言いやがるね。帰って来なくてもいーよ、だってよ。直ぐに迎えに来るくせに。
おっ、着いたね。このカメラだな。へいへい、カードをこうかざせば、いーのだな。六さん専用のカードですだよ。》
〝これは、六さん初めまして。御隠居ご指名のAIです。以後よろしく付き合いをお願いしますよ。〟
《左様で。こちらこそよろしくお願いしますだよ。》
〝それでは早速ですが。六さん。手始めに、小話を一つ作って下さい。一定の水準に達していると判断される場合は、門の錠が開きます。達していない駄作の場合は、開錠致しませんよ。時間は、3分間です。
それでは、はじめ。2分59秒、58秒、57秒。早く作らないと時間切れになりますよ。〟
《キヘー。そう来るのかよ。一方的に。こっちの都合は無視かよ。こっちにも、心の準備と言うものがあるだぞ。それを一方的に、甚だ遺憾に存じますだぞ。ホントに。》
〝ぶつぶつ言っている間に、時間が経過してますよ。トットとやってはいかがですか。〟
《オイ、AI、気軽に、トットとなどと。よく言うな。オイ。》
〝残り時間、あと2分です。〟
《ナメんなよ。AI。やってやろうじゃねーか。とは言うものの、いきなりだからなー。とりあえず、参ったね。ホントに。
小話と言うのは、
「空き地に、囲いができたんだってねー。へー。」と言う奴だな。
まず、最初に、テーマを絞らなくてはな。漠然とやってはナンねーぞ。まてよ。とすると、オラの最も関心の高いのは、何と言っても食い物だな。それから、小話となると、やっぱりダジャレ抜きでは話にならねーな。とすると、食い物とダジャレのコラボと言うことになるな。
と方向が決まれば、もー、こっちのものだな。》
〝残り1分半です。お手上げですか。〟
《しゃらくせー、1分半あれば小話の二つや三つ、お茶の子さいさいてなもんよ。》
〝左様でございますか。では、どうぞ。秀作を期待してますよ。〟
《何を気楽なことを。並でいーの。並が一番。ただし寿司は特上に限るな。御隠居の処にくる目的は、特上に有り付く事だからな。
さて、好きな食い物とくれば、やっぱり肉かな。肉とくれば、牛、豚、トリと言った辺りが一般的だな。もともとみんな家畜だな。かわいそうにな。たまたま旨い肉だったので、人間の食い物にされちゃってさ。生まれてきた時には、よもや人間に食われちゃうとは思わなかったろうにね。不運と言うほかないのかね。お気の毒に。
牛、豚、トリ肉は、一般的すぎるな。
待てよ。家畜と言えば、羊、馬もいるな。羊は、ジンギスカンだな。ジンギスカンと言えば、北海道を置いて外にないな。北海道のジンギスカンのダジャレ小話は、もう、簡潔、明瞭に、「そろそろ、桜が咲くな。花見と言えば、ジンギスカンだな。花見のジンギスカンは、ナマラうメーぞ。」をおいて他は浮かばないな。
因みに、「ナマラ」は、北海道の方言。日頃の聞き慣れた表現では、「メッチャ」に当たるかなー。「物凄く」の意味ですだよ。
更に、因みに、旨いことを「うメーぞ」としたのは、「メー」は羊の鳴き声だから。ジンギスカンは羊の肉だから、ダジャレでは、このようになるのですですだよ。ダジャレの基本だな。超親切でんなー。解説付きのダジャレなんて。泣けて来るー。》
〝「そろそろ、桜が咲くな。花見と言えば、ジンギスカンだな。花見のジンギスカンは、ナマラうメーぞ。」が、お答えと言うことですか。〟
《ナンの。これは、小手調べの前菜だよ。メイン料理はこれからですだよ。
メインは、馬肉料理で行くとするベーか。
「熊本で、知り合いに桜鍋を奢ってもらったよ。ナマラウマかったー。」これは、簡単明瞭、解説不要ですだべ。》
〝これがお答えと言うことで良いですね。〟
《慌てるでねー、慌てるでねー。デザートがあるだよ。
「ジンギスカン、桜鍋と、味の濃いのが続いたから、お口直しに、酸っぱいものでも、いかがですかってか。
いーね。オラ子供の頃から酸っぱいものがデー好きだよ。
そでは、どうぞ。お召し上がりくだせーってか。
そんじゃー、遠慮なくいただくべ。
おー、スッペー。
スッペーけど、ウメー。」
これも、わかり良いから、解説は不要ですだな」
こんなところで、どーですだ。AIさんよ。》
〝ハイハイ、分かりました。〟
《ハイは一回でいーだよ。本当に、わかったのかねー。ジンギスカンも桜鍋も梅干も、旨いで、統一したあたりも、見逃してはナンねーぞよ。》
〝ハイハイ、言われずとも、それくらいの事は、分かっておりますよ。余計な解説は、興ざめで、減点となりますよ。〟
《ハイは、一回でいーつーの。マッタく。》
〝まー、最初ですから、いずれも低レベルですが、1話20点として、3話だから合計60点と言ったところです。ギリギリの合格とします。おおまけで開錠とします。
さー、トットと入られよ。〟
《何がトットとだよ。とんだ手間を取らせやがって。
御隠居。お待たせ致しやした。六さん、参上でやすだよ。》
『いらっしゃい、六さん。今日もお元気そうで、なによりですねー。』
《へー、それだけが取り柄でして。》
『私も、お医者様と薬には、随分長い間お世話になってませんね。
ところで六さん。今日のお目当ては何ですか。何か、仕込んで来たのでしょー。ヒマ潰しの材料を。』
《おっと、そー来やしたか。ナンたって、特上、特上ですだよ。》
『何かおっしゃいましたか。六さん。』
《イヤイヤ、独り言。独り言。気にしねーでくだせー。
御隠居、突然でやすが、今日は「帰巣本能」とやらについて、ちょっと御指南をと思いやしてね。》
『「帰巣本能」ですかー。なんでまた「帰巣本能」なんて事を気に留める事になったのですか。』
《へー。参議院選挙が近付いてきやしたので、チョツト気になりやしてね。》
『参議院選挙と帰巣本能の取り合せですか。これはまた、突飛な組み合わせですねー。まさか、この組み合せの小話を、と言うのではないでしょうね。』
《そう言われれば、そんなところかも知れねーだな。さすがは、御隠居、いきなり核心にブスーっと来やすね。
「参院選 立候補者と投票者の心は なーんだ と問われたら それは きっとキソウ本能かもねー」 と言うのは、どうですべか。御隠居。」》
『核心にブスーっとが、「参院選 立候補者と投票者の心は なーんだ と問われたら それは きっとキソウ本能かもねー」と言うのが、六さん作の小話ですか。これは難解ですねー。よくは分かりませんが、六さんの今日のヒマ潰しの筋書きが、何となく現れているようですね。』
《筋書きなんて、そんな上等なものではありゃーしませんが、ちっと、気になったもんでね。帰巣本能とやらのことをちょっと伺いたい、と言う次第でやすよ。ほんの要点だけを、チョコチョコとで良いですだよ。》
『なんだか事情が判り兼ねますが、取り敢えず、帰巣本能の概念的なことについての理解と言うことになりますかね。』
《そうでやす。そうでやす。まずは、その概念とやらをかいつまんで、チャチャっとおねげーしますだよ。御隠居。》
『チャチャっとねー。この手の概念は、中々説明が難儀なのですよ。分かったようで、分からないようで、手こずるのですよ。』
《御隠居。前置きは程々にして、核心の部分を、チャチャと頼みますよ。》
『では、ご注文通りチャチャと参りますか。』
《待ってました。参りやしょう。参りやしょう。》
『六さん。全く調子のいいこと。
それでは、帰巣本能について、通常の概念はと言いますと、一般的には、動物が生まれ育った所から離れた知らない所からでも、生まれ育った所に帰ってくる事ができる本能、と言った理解のされ方がなされているようですよ。はい、これで完了ですよ。六さん。』
《御隠居。これではあまりにも愛想なしですだよ。もうちょっと、御隠居らしく、四の五のをやってくだせーよ。》
『だって、六さんの注文は、要点をチャチャっと、と言う事ででしょ。』
《だから、そのチャチャっと、四の五のをと言うわけですだよ。特上に関わるかも知れねーだから。》
『六さん、なんですか。その特上と言うのは。』
《大した事ではねーですよ。その特上の四の五をと言う次第ですだよ。》
『四の五のに特上とか並とか、ランクがあるのですかね。
まー、要するに、帰巣本能の内容を、どのように理解、と言うか認識するか、と言うことについて、問題がありそうですね。
すなわち、本能と言う事ですから、生を得て後に経験したり、学習したりしたものではなく、生まれつき備わっている能力である、と言う点が大事ですね。』
《誰かに教わったり、自分で考えついたりした事ではなく、兎に角、知っているとか、できると言う事が、本能と呼ばれているものだちゅう事ですだな。その本能の一つに、自分の生まれた巣に帰って来れるっちゅうのが、帰巣本能ちゅうわけだな。御隠居。》
『概ね、そう言う事ではないでしょうか。』
《とすると、伝書バトは、そう言う能力があるちゅう事だな。御隠居。》
『まー、そう言う事なのでしょうね。』
《と言う事は、どんなに遠くからでも、伝書バトは、元の巣に帰ってくる事が出来るちゅう事ですだな。》
『まー、そう言う事なのでしょうね。』
《とすると、北極点に巣のある伝書バトを、南極点に持っていって、放したら、北極点の我が巣に帰ってくる事が出来るちゅう事だな。御隠居。》
『帰巣本能からすれば、そう言う事になるかと思われますが、その本能にも限界と言うものもあるのではないのでしょうか。例えば、蜜蜂も帰巣本能があるとよく言われているようですが、どうなのでしょうね。例えば、蜜蜂は、蜂屋さんが同じ型の巣箱を幾つも多数並べて、養蜂業をしていますが、蜂は蜜を取りに出かけても、必ず自分の居た巣箱を間違えずに戻ってくる、と言われていますが、蜂が飛び立った後で、その巣箱をかなり遠くに移動させた場合、ちゃんと戻ってくるのでしょうかね。この場合、移動の距離が問題となったりするのですかね。また、蜂が留守の間に、こっそりと巣箱の色を変えてみたり、形を変えてみたりすると、どうなりますかね。まー、実験して見れば分かる事でしょうが、きっと、私が知らないだけで、この種の研究はやられているのでしょうね。
それから、蜂の場合は、自己の活動範囲を経験的に覚える事が出来、自己が出かけた先からは、経験的に得た知識で戻って来れると言う事情があるのかも知れませんね。そうすると、どこまでが本能によるもので、どこからが自己が得た知識によるのか、その見極めは、難しいのではないでしょうかねー。』
《いよいよ、御隠居の四の五のが登場してきただな。その調子、その調子。頼みますだよ。御隠居。》
『またまた、六さん、調子のいい事を。全く参りますね。
それから、伝書バトにせよ、蜂にせよ、自己の体力との関係があるでしょうから、距離的に無限と言うわけには行かず、車と同じく途中でガス欠になっては、動けなくなりますしね。実験で確かめようにも、これらの関係をどのように条件設定をするのか、中々難儀な点があるのでしょうね。』
《御隠居。アリンコもどうですだべ。》
『蟻も帰巣本能があるとされていますね。しかし、蟻も蜜蜂と同様ではないのでしょうか。アリンコだって、外部と遮断された状況で、10キロ先に持ってかれて放された場合、自己の巣まで帰り着く事ができますかね。』
《御隠居。人間の場合はどうですだべ。》
『人間ですか。それなら、六さんが御自分で、実験してみてはいかがですか。身を以て、分かるのではないですか。』
《とすると、クマの野郎は、スゲーな。酔っ払って、グデングデン、べロべロになっちまっても、何とかかんとか自分の家には辿り着くだよ。クマの帰巣本能はすげーな。ねー、御隠居。》
『それは、すごいですね。』
《ところで、御隠居。動物は、なんで帰巣本能を持つ事になったんだべな。》
『エーッ、シャーシャーとそんな難しい事をよく聞いてきますね。六さん。そんな事、全く知りませんよ。全然分かりませんね。知ってる訳ないでしょー。
まー、思い付きのいい加減な事を言えば、きっと、きっときっと、大昔のまだ昔の動物が動物たる格好になり始めた頃は、その動物は生を受けた環境が、生きていくのに、最も具合が良かった事情があったのではないのでしょうか。きっと、その動物にとって、その生命を維持し、増やしていくには、帰巣本能がなくてはならなかったのではないのでしょうか。
答えになっていませんが。確かな事は、知りませんね。
こんなところでどうでしょうか。六さん。』
《なるほどねー。これが、御隠居の四の五のの結論と言うところですかねー。》
『ところで、六さん。はじめに言っておられた帰巣本能と参議院選挙がどうのこうのと言う点は、解決されたのですか。』
《そーですだ。そーですだ。これを忘れては、特上に届かねーだよな。》
『六さん、何ですかそれは。』
《いやいや、なんでもござんせん。単なる独り言ですだよ。へー。
ところで、御隠居。今度の参議院選挙の結果予想はどんなもんかねー。》
『どうですかねー。選挙は、票を開けてみるまで、分かりませんからね。』
《そーですだよ。しかし、今までの選挙結果の多くの場合は、あまり大きな変化が見られない場合が、多くはねーですか。特に、近年は。》
『そーですね。余程の事が無ければ、大した変化はありませんね。その意味では、今回もあまり大きな変化は無いような気がしますねー。』
《御隠居もそうですかや。アッシもそんな気がしますだよ。どーしてそーなるのだか考えてみただよ。そしたら、これはひょっとすると、帰巣本能と無関係では無いような気がしただよ。》
『おっと、そーきましたか。と言う事はどう言う事でしょうね。』
《御隠居は、動物は、生まれ育った所が、生きていく上で、何かと具合が良いので、帰巣本能が、備わったのでは無いのか、と言っただよな。とすれば、選挙の場合も、元の状況が余程の事が無ければ、慣れ親しんだ元の状況が良い、と言う人が多いのではねーだか、と言う事ですだよ。
そこで、ヒョッコリ帰巣本能と選挙行為となんぞ関わり合いがあるのでは、と言う気がしただよ。御隠居。》
『ウーム。なるほどね。ひょっとしたら、ひょっとして、そーかも知れませんなー。全てがと言う事はないでしょうが、大勢としては、そのような事のようにも、見えますね。閃きましたね。六さん。』
《そーですだべ。御隠居。例えば、大きな災害にあった場合、大抵、1日も早く元に戻して欲しい、と皆んな口を揃えて言うだよ。そんなに、元の状態が良かったのか、と言うと、そうではねーだよな。道路がどーとか、水道がどーとか、何がどーとか、不満ばかり言っていた人が、すごく多くいたのに、とにかく元の状態に復して欲しいと、口を揃えるだよ。ちょっと、おかしくねーだか。御隠居。
これが、選挙前には、政治について、あーだ、こーだと批判的な事を言っていた人が沢山いたと思われるけんど、所が現実的には、何回選挙をやっても、選挙前と大して異なる結果とはならないだよ。
多分現在の日本の多くの人々の傾向はこのようだ、と思われるだよ。
これはどーしてだ、と言うと、どうも、帰巣本能が心の根底に潜んでいる事が、関係しているのではねーだか、と思われるだよ。
選挙の投票の時、この潜在の本能が、むくむくと現れるだよ。だから、現状を大きく変えるような判断は、姿を表さねーんだよな。これまで通りが住み易いと感ずるのですだよ。
この本能が心の根底に潜んでいるとすれば、これは本能であるから、これを変えるには、大げさに言えば本能との勝負と言うことになるだから、これは、中々テーへんなことですだよ。
だから、野党は苦戦になり易いのでねーべか、と思うだよ。どーですだべ。御隠居。》
『そーかも知れませんね。現在の日本人の傾向は、中々大きな改革には、諸手を挙げて賛成する事はないように見えますね。手間暇かけて大金を使って選挙を重ねても、あまり変わりはしないようですなー。』
《実に、「ウサギ追いしかの山 コブナ釣りしかの川」が何時も何時も、心の底に潜んでいるようですだな。御隠居。》
『そーかも知れませんね。それで、今日のヒマ潰しの結論は、「参院選 立候補者と投票者の心は なーんだ と問われたら それは きっとキソウ本能かもねー」と、言う小話になるのですね。きっと、立候補者の方のキソウの心は、「競う」心と掛かっているのでしょうね。人間、誰しも何かにつけて競う事が好きですからね。とにかっく争って、勝ちたいと言う願望は、誰しもお持ちですからね。その勝負の影響が大きいほどファイトが沸くのでしょうね。国を動かすことに関与できる、となれば、その位置を競うのに、力が入るのでしょうね。国政選挙となると、何時も盛り上がりますからね。選挙運動の車が、やってきましたよ。この時ばかりと、どんな大ボラでも、言い放題ですからね。』
《御隠居。この辺りが、今回の落とし所にならない落とし所てねーでしょーかねー。ちょっと、特上の出番がないしょもねー落ちでヤンスが・・・・・。》
どうもお疲れ様でした。おつき合いありがとうございました。
お後がよろしいようで。